両日とも、午前は総会が行われ、会計報告や行事予定の説明などが行われました。なお22日には、仏婦本部役員・地区役員のみなさんによる献灯献華献香も行われました。
お昼は当番の方々手作りのお斎をいただきました。
午後はおつとめの後、祖父江佳乃師(名古屋・真宗大谷派)によるご法話をいただきました。
師は節談説教の第一人者であった祖父江省念師のお孫さんです。ご自身も説教使として活動され、今回も特設の高座からのお取次ぎとなりました。御文章「一切の聖教章」(当流の安心の一義というは ただ南無阿弥陀仏の六字のこころなり…)をご讃題として、ご自身の体験や親鸞聖人のご生涯から、南無阿弥陀仏のおいわれを聴かせていただきました。普段のご法座とは違い、まるで一人芝居のような表情豊かな語り口に引き込まれました。
2日間で延べ約160名の方がご出席くださいました。ご多用の中、みなさまようこそお参りくださいました。 お斎当番をつとめてくださった絹丸・日西洞・南坂地区のみなさま、誠に有難うございました。
2日間にわたり、本堂にて夏季永代経法要が勤められました。両日とも、午前は『阿弥陀経』のお勤めと住職のご法話、午後は『正信偈』のお勤めと若院のご法話をいただきました。
新型コロナウイルス対策として、午前9時から午後5時までの間の自由参拝とし、お勤めも当初の2日間2座の予定を4座に増やして人数の分散化を図りました。また、椅子の間隔も広くしました。向拝には消毒液やマスクを用意し、本堂は戸を開放して扇風機を回し、換気に配慮しました。
ご講師をお招きしてのご法座は残念ながら中止となりましたが、お勤めにも多くの方がお参りくださいました。
参拝のみなさまには、真宗教団連合発行の参拝ガイド『るるぶ特別編集 親鸞をめぐる』が配られました。
また、昨年の西日本豪雨で復興支援に伺った西昭寺(安芸教区)住職 河野法誓師が寄稿された本願寺の冊子『伝道』も、自由にお読みいただけるよう本堂に用意しました。
庫裡では、4月に誕生した若院と若坊守の第2子、
梅雨の晴れ間でご多用の中、また蒸し暑い中、みなさまようこそお参りくださいました。ご協力くださいましたみなさま、誠に有難うございました。
報恩講は宗祖親鸞聖人のご命日の法要であり、浄土真宗では最も重要なご法要です。
コロナ禍の中ではありますが、今年も2日間3座にわたって報恩講がつとめられ、延べ約120名の方がお参りくださいました。
ご講師には荻野至心師(福井)をお迎えし、「無量寿如来に帰命し、不可思議光に南無したてまつる」をご讃題としてお取次ぎをいただきました。
「この私に間に合う教え、私の身の丈に合った教え」を求めて浄土三部経に出遇われた親鸞聖人、そしてこの私を「決して見捨てない、必ず仏と成す」と誓われた阿弥陀様のご本願から「私にまかせておくれ」との南無阿弥陀仏の有難さをお聴かせいただきました。
お座の最後には、若坊守のキーボード演奏により、みんなで「恩徳讃」を歌いました。
ご多用の中、みなさまようこそお参りくださいました。
今回は新型コロナウイルス対策として、座席の間隔を開け、当日時間外の参拝も可能としました。
また向拝では非接触検温、手指のアルコール消毒を行い、マスクのない方にはお渡しするようにしました。
ご講師にはマウスシールドを着用していただき、法要の合間には換気を行い、ご法話も例年の2席から1席に短縮しました。
お茶はペットボトルでお配りし、法要後のお下がりの代わりに最初に干菓子などをお渡ししました。
報恩講に際し、お仏器のお磨きや境内・本堂・門徒会館の清掃、立華、雅楽など、多くの方々のご協力をいただきました。
みなさまのおかげにより、報恩講が無事つとめられましたことを心より感謝申し上げます。
誠に有難うございました。
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