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             お持ち帰り用の甘茶のティーバッグも用意しました。
             なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、恒例のお抹茶・お菓子のご接待は残念ながら中止となりました。
            
             門徒会館においては、関市平和委員会のご協力により、「原爆の絵」展が開催されました。
             この絵は、広島市立基町高校普通科創造表現コースで美術を専門に学ぶ生徒さん方が、被爆体験証言者の方々のお話を聴き、想像を絶する光景をどう描くか悩みながら、資料を集め、証言者と何度も打合せや確認を重ねながら、約半年から1年をかけて制作されたものだそうです。
             証言者と制作者の思いが凝縮された写実的な絵の数々は、観る者に目を背けることを許さない、圧倒的な力がありました。
             また原爆写真展、動画上映も併せて行われました。
             核をめぐる世界情勢が緊迫する中、この惨禍を再び繰り返してはならないと強く思いました。
             戦争の残忍さと悲惨さ、平和といのちの大切さを、改めて胸に刻みました。
            
             お越しくださいましたみなさま、ご協力くださいましたみなさま、誠に有難うございました。
        

 
         2日間にわたり、本堂にて春季永代経法要が勤められました。
             午後1時から、全員マスク着用で『阿弥陀経』『正信偈』をお勤めしました。外部ご講師のお招きは残念ながら中止となり、16日は住職、17日は若院による短めのご法話をいただきました。
             新型コロナウイルス対策として、椅子の間隔を広くし、演台にはアクリル板を設置、向拝には消毒液を用意しました。
             お斎も中止し、午前9時から午後5時までの間の自由参拝としましたが、お勤めにも延べ50人以上の方がお参りくださいました。
            
         ご多用の中、みなさまようこそお参りくださいました。ご協力くださいましたみなさま、誠に有難うございました。
        
 
             
        
             午後1時より本堂で宗祖親鸞聖人のご誕生を祝う降誕会が行われました。
             みんなで『教行信証』をおつとめし、住職のご法話をいただきました。
             自力修行によって煩悩を無くすことが到底無理なこの私のために、法然聖人は八万四千の経典の中から浄土三部経を選び取り、阿弥陀さまの本願他力によってお念仏で救われる道を説いてくださいました。
             親鸞聖人はその教えをさらに進めて、この私がお念仏申すこと自体も阿弥陀さまのおはたらきであるという絶対他力の教えを確立されました。
             親鸞聖人のご生誕から約850年後の今も、そのみ教えによって私たちが救われていることに深い感動を覚え、聖人のご誕生を心から喜ばせていただきました。
            
             また、このたび若院・若坊守夫妻に第3子、大慈(はるちか)ちゃんが誕生したことも披露されました。仏の子として今後ともみなさまのお育てをいただきます。よろしくお願い申し上げます。
            
             なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年午前に行っている初参式は来年に繰り越させていただき、恒例のお斎も中止とさせていただきました。
             また、密を避けるため自由参拝としましたが、20名近くの方がお参りくださいました。
            
             みなさまようこそお参りくださいました。ご協力くださいましたみなさま、誠に有難うございました。
            
        


 
         2日間にわたり、午後1時より本堂で夏季永代経法要が勤められ、延べ約80名の方がお参りくださいました。
             みんなで『正信念仏偈』をおつとめした後、若院の大学時代からのご友人である中山信知師(山口教区)のご法話をいただきました。
             初日は『拝読 浄土真宗のみ教え』の「かならず再び会う」、2日目は善導大師『観経疏』の二河白道の喩えから「なんぢ一心正念にしてただちに来れ。われよくなんぢを護らん。すべて水火の難に堕することを畏れざれ」との阿弥陀さまのお喚び声をご讃題にいただき、阿弥陀さまのお救いが今すでにこの私に届いていることに気付かせていただいたとき、かならずお浄土に生まれさせていただく喜びを、今ここで感じることができると聴かせていただきました。
            
             お暑い中、また雨模様の中、みなさまようこそお参りくださいました。
         法要前日に本堂や境内の清掃に参加してくださいましたみなさま、運営や片付けにご協力くださいました総代・佛婦役員・門徒推進員等のみなさま、誠に有難うございました。
        
 
             
             
             
             
         報恩講は宗祖親鸞聖人のご命日の法要であり、浄土真宗では最も重要なご法要です。
             新型コロナ感染症対策をとった上で、今年も2日間3座にわたって報恩講がつとめられ、延べ約110名の方がお参りくださいました。
        
         ご講師には荻野至心師(福井)をお迎えし、「無量寿如来に帰命し、不可思議光に南無したてまつる」をご讃題としてお取次ぎをいただきました。
             八万四千の仏教経典のほとんどは、修行により欲を減らして煩悩から離れ、仏となることを説くが、浄土三部経だけは、阿弥陀様の「すべての衆生を浄土に生まれさせて必ず仏と成す」とのご本願の働きによって、修行する気持ちも能力もないこの私を、仏にしてくださる道が説かれている。
             南無阿弥陀仏は、「あなたを決して見捨てない、どうか私にまかせておくれ」との阿弥陀様のお呼び声に、「有難うございます、おまかせします」と感謝申し上げる念仏であるとお聴かせいただきました。
             お座の最後には、みんなで「恩徳讃」を歌いました。 若院の龍笛による伴奏も披露されました。
           ご多用の中、みなさまようこそお参りくださいました。
          
             報恩講に際し、今年もお仏器のお磨きや境内・本堂・門徒会館の清掃、立華、雅楽など、多くの方々に多大なるご協力をいただきました。
         みなさまのおかげにより、報恩講が無事つとめられましたことを心より感謝申し上げます。
         誠に有難うございました。
        


 
         天候にも恵まれ、日付が変わる頃から大勢の方々が続々とお越しくださいました。
             お若い方や、お子さんやお孫さんなどとご一緒に来てくださる方も多く、本堂にお参りして除夜の鐘を撞いた後は、焚き火を囲んで温かい飲み物をいただきました。
             コロナ禍でなかなか会えない方々と、久々にマスク越しのおしゃべりも弾みました。
            
         今年もみなさまに大変お世話になり、誠に有難うございました。これからもどうぞお気軽にお寺にお越しくださいね。
        
        
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